これからの人材マネジメントの基本となる

最新HRMガイドラインとは? (2013年2月改訂)


新HRMガイドラインとは

 長年、Human Resource(HR)のことを「人事」、Human Resource  Management(HRM)のことを「人材マネジメント」と言われてきましたが、HRMの中には、どんなことが含まれていて、どんなことをするのかを考えたことがありますか?
 皆さんは、世界の大学/大学院のカリキュラムを評価して、ランキングを発表している評価機関として、AACSBと呼ばれる団体があることをご存じですか? ここは、各国政府の文部省とは違い、世界のビジネス・スクールの民間の認証機関です。
 また、世界最大のHRプロ支援団体人材マネジメント協会SHRM(会員28.5万人)が、2005年より、HR Degreeのカリキュラムの改訂に関して、AACSBと話し合いを続けた結果、2010年版より、従来の内容が大きく改訂され、最新のHRM課目が多く追加になりました。これを新HRM体系をSHRM/AACSB版 HRMガイドブックとして発表しました。
 従来の学部の教育課程の中、或いは、MBA課程の中でも、今回の改訂で追加された人材マネジメント関連課目強化する動きが強まることになります。


新HRガイドブックが規定する領域の範囲とは?

  それでは、何が変わったのかと言うと、下記の表の中で、特に赤字の部分が強化されました。
 例えば、パフォーマンス・マネジメントの中で、従業員パフォーマンスをキチンと評価しているかとか、効果改善支援をどれだけ行い、効果がどれだけあったかを含めて、効果測定指標を明確にすることが求められています。
 研修を実施した際には、カーク・パトリックレベル1−4まで確実に行うこと、必要に応じて、費用対効果ROI測定も行います。
 更には、戦略的人事の大項目が出来ており、戦略的ビジネスパートナーSBPとして、どのような活動をしたのか、更には、中長期的視点で、戦力計画を立て、その達成に必要な人材活用、人材開発をする仕組みづくりとしてのタレント・マネジメントも含まれています。
 また、グローバル・ビジネスをよりスムースに実現するために、人材の流動性を高める試みも含まれます。
 これらの殆どの新規分野は、従来から力を入れて、業界に先駆けて実践してきた内容であり、これがAACSBSHRMでも再確認された形になります。


HRMガイドラインの共通化の意味するものは?

 今回の新HRMラインガイドは、従来各団体にて、ばらばらの方針により、別々に推進してきましたが、HRプロ コミュニティとして世界最大のSHRMAACSBHRMガイドラインを共通化することで、社会への普及が加速することが期待できます。
 但し、HRMガイドラインの共通化だけは、まだ中身が共通化された訳ではありませんが、SHRM Foundationの資金支援により、各分野の専門家が制作したケース、Teaching note, パワーポイントの資料が、SHRM会員には、無料ダンロードが出来るようになったこともあり、基本ガイドラインとしての普及が加速しました。
 興味ある方は、こちらからすべてのリストをご覧いだけます。
 或いは、SHRMサイトにて、Academic Initiativeで検索してください。
(いずれも、SHRMの会員となることが必要です)


当センターの提供する研修は、新HRMガイドラインに準拠!

 当センターでは、欧米の人材マネジメント関連団体(SHRM/ASTD/ ISPI/IMA/ EMCC)に対して、通算26回以上参加し、毎年、JSHRMのSHRMconference視察団を率い、事前勉強会で事前に学び、現地では、情報交換会評価会を実施、帰国後は、研究会にて、報告会を行い、深い理解と研鑽を支援しております。
 その経験から、新HRMガイドラインで示された内容に準拠した研修、セミナー、ワークショップを長年実施し、レベル1−4までの研修効果測定を支援しており、現状把握に役立ったと喜んで頂いております。

 人材マネジメント協会SHRMの国際大会での人材マネジメントの最新動向を学べる研究会は、こちらをご覧下さい。
 当センターが開催する一般公開コースは、こちらから。
 当センターが提供する個別の企業研修に関する情報は、こちらから。


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